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映画はエンターテインメントでありつつも、アートフォームであって欲しいと願っています。    同じような気持ちで映画を観ているひとの慰みになれば幸いです★
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原題:Sexo con Amor
製作年:2003年
製作国:チリ
監督:ボリス・ケルシア
出演:シグリット・アレグリア、ボリス・ケルシア、
アルバロ・ルドルフィ



_________________________________

南米の細長~い国、チリ産の映画。
この国で製作された映画を観るのは、生まれて初めてだ。

まずチリの人々ってどんな暮らしぶりをしているのか、
興味津々だったのだが、
この映画を観る限り、貧富の差はそう苛烈でもなさそう。
南米ならではの熱い太陽と、
開放的な空気を伝えるポップな画面作りには、好感が持てる。

本作はセックスをテーマに据えた艶笑もので、
国内では観客動員数記録を塗り替えるほど、ヒットしたらしい。
夫婦や不倫などさまざまな関係を結ぶカップルが何組か登場し、
快楽のためのセックスを貪り合い、
男女の立場に分かれて利害を主張し合い、
それぞれ壁にぶち当たっていくサマを、コミカルに描いている。

鑑賞している間はそれなりに楽しめるが、
新しい視点なり、非凡なキャラクターなりがまるで見当たらないのは、
表現としていかがなものだろう?
特に男の登場人物はスクラブばかりで、
「こんな画一的なキャラクターを描く時代は、とっくに終わっているのでは」と
ツッコミを入れたくなる。
なかでも一番マシな役を演じた、
俳優兼監督のボリス・ケルシアが描きたかったのは、
「今も昔も変わらない、男女間の諸行無常」あたりなのかもしれないけど、
その前時代的な感性には、おっさんの自己満臭が濃厚に漂う。
ど~もいただけない。

例えばアメリカの恋愛TVドラマなんか、どうせ中身はペラペラだろうが、
キャラクターの作り込みだけは、しっかりとやっているのではないか。
生活の中には実際に存在しているのに、未だメディアで描かれていないような、
ユニークなキャラをいち早く登場させる試みは、
それだけで観衆を惹きつけるのである。

本作に出てくるような男たちが、もし大都会にいたとしたら、
その本性や弱みを剥き出しにしないよう、
慎重にオブラートでくるんでおかない限り、
いい女からは鼻もひっかけられないだろう。今はそういう時代なのだ。
チリ映画、という響きは非常に新しいのだが、
内容的にはすでに語りつくされていることばかりで、ちょっとがっかり。


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