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30代の編集者/ライター。ゲイ。映画、音楽大好きですが、仕事では書く機会がなく...。ので、こちらでは趣味全開にしちゃいます。
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映画はエンターテインメントでありつつも、アートフォームであって欲しいと願っています。    同じような気持ちで映画を観ているひとの慰みになれば幸いです★
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原題:SCHOOLDAZE
製作国:アメリカ
製作年:1988年
監督:スパイク・リー
出演:ラリー・フィッシュボーン、ジャンカルロ・エスポシート、
ティシャ・キャンベル、スパイク・リー



_________________________________

社会から隔絶された学生寮の中で、
独裁政治の真似事を繰り広げる学生の愚かしさを、
徹底的にパロった映画。
実社会を知らないガキ大将特有の独善的な価値観は、
程度の差こそあれ、万国共通なのだ。あたりまえだけど。

「まず内ゲバを描いていた」という事実には、感心させられる。
黒人間の意見の相違というのは、映画の中であまり見かけないからだ。
ストリートのリアルさや軽さも漂うシーンとなれば、なおさら。
本作以降「それぞれの主張の乱反射」を、
より広い世界に向け描いてきた監督の歴史を紐解くと、
ちょうど布石と呼べそうな位置にある作品なのである。

個人的に最も楽しめたのは、女性同士の対決シーン。
黒人特有のアフロヘアを誇る組と、
パーマをあて茶髪に染めた女狐組が、
ミュージカル・タッチでユーモラスに火花を散らす。
ティシャ・キャンベルってどこかで見たナと思っていたら、
『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に登場した
狂言回しガールグループのフロントだった。
華があってよい。
シンガーの故・フィリス・ハイマンもカメオ出演している。

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material:ふわふわ。り  template:ゆずろぐ

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