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30代の編集者/ライター。ゲイ。映画、音楽大好きですが、仕事では書く機会がなく...。ので、こちらでは趣味全開にしちゃいます。
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映画はエンターテインメントでありつつも、アートフォームであって欲しいと願っています。 同じような気持ちで映画を観ているひとの慰みになれば幸いです★
原題:SUPER SIZE ME
製作年:2004年
製作国:アメリカ
監督:モーガン・スパーロック

________________________
朝昼晩マクドナルドばっかり1ヶ月間食べ続けたら、
どうなるのかというドキュメンタリー。
前々から観ようとは思っていたんだけど、
ドキュメンタリーが面白いと困っちゃう……、
映画を観る気が失せてしまいそうで怖いのだ。
評価のポイントが違うといえばそれまでだし、
ドキュメンタリーとはいえ、監督がいる作品なのだから、
事実が歪曲されている可能性だってあるかもしれない。
それでも下手な映画人の妄想を映像化した作品より、
事実は奇なりな場合は、多々ありそうだ。
同じようなことが活字の世界にもあてはまり、文学はと~んとご無沙汰。
読むものといったら、やはりドキュメンタリー、
そしてエッセイ、評論ばかりという有様だ。
活劇のほうはそうならないように、バランスを取っていかないと……、
去年もBBCのドキュメントばっかり観ていた時期があったしなぁ。
ドキュメントのありがたみは、知的好奇心を充足させてくれるところにある。
ニュースのヘッドラインに登場するような目先の問題ではなく、
その背景にある前提、原因、温床などに光を当てたものほど面白く、
鑑賞後の満足感は大きい。
本作もおふざけで人体実験を行っているわけではなく、
アメリカ社会が抱える問題の、発端の一部はどうも食生活にありそうだぞ、
だからそこを暴いてやるぞ、という意思を貫いているところが素晴らしかった。
特に面白いエピソードが二つあった。
まず、科学的に分析すると、バーガーのパテの上に乗ったチーズからは、
モルヒネの成分が検出されるという。つまり軽度の中毒性があるのだ。
今回人体実験を自ら行った監督も、
食間には気分が落ち込み、食後には気分が高揚するという症状を呈している。
マクドナルドは、週一回の利用者を”ヘビーユーザー”とみなすらしいが、
どうしよう、僕も週末のランチに1回はマクドナルドの「ビッグマックセット」を
食べている気がするのだ。これはもう中毒だろうか。
もうひとつ。
マクドナルドなど、アメリカ人の食生活を侵食するジャンクフードは、
糖分と脂分の塊であり、のべつまもなく飲み食いしていたら、太らないはずはない。
事実”肥満”の2文字は大問題としてアメリカ社会を震撼させているのだが、
ジャンクフードの功罪は、どうもそれだけに留まらないようなのだ。
本作では、とある学校で校内から炭酸飲料の自動販売機を撤去したところ、
生徒たちの集中力が高まり、教室内での問題も減少したという事例が紹介されている。
そういえば僕も学生時代の夏休み、
うっかりどこにも外出しない日の夜中にフラフラと、炭酸飲料を買いに行ったっけ。
つまり、あの強烈なパンチ力と糖分は、一種の刺激剤なのである、くわばらくわばら。
マクドナルドを食べ続けて20日後に、監督の肝機能は著しく低下していた。
末期のアルコール中毒患者と同様の症状を呈していたのだ。
アルコールは市民生活に浸透している半面、
「危険」や「背徳」のイメージを色濃く併せ持ち、中毒患者は忌み嫌われるが、
ジャンクフード中毒なんて、一笑に付されるのがせいぜいだろう。
しかし身体への悪影響は軽視できない。
子供たちに大人気のファストフードが、その健康をじわじわと蝕んでいく……、
笑えない話だが、禍々しい実態がまたアメリカらしくて、強く好奇心をそそられた。
全編にフル登場する監督の存在感は非常にさわやか。
「俺の企画すごいだろ、見ろよ、金落としてけよ」的な下品さを感じさせない、
好感度の高い人物だ。
やばい、これ面白い……と、終始画面に引き込まれてしまった。
こんな作品を観てしまうと、
またつい、ドキュメンタリーに手が伸びてしまいそうだなぁ。
製作年:2004年
製作国:アメリカ
監督:モーガン・スパーロック
________________________
朝昼晩マクドナルドばっかり1ヶ月間食べ続けたら、
どうなるのかというドキュメンタリー。
前々から観ようとは思っていたんだけど、
ドキュメンタリーが面白いと困っちゃう……、
映画を観る気が失せてしまいそうで怖いのだ。
評価のポイントが違うといえばそれまでだし、
ドキュメンタリーとはいえ、監督がいる作品なのだから、
事実が歪曲されている可能性だってあるかもしれない。
それでも下手な映画人の妄想を映像化した作品より、
事実は奇なりな場合は、多々ありそうだ。
同じようなことが活字の世界にもあてはまり、文学はと~んとご無沙汰。
読むものといったら、やはりドキュメンタリー、
そしてエッセイ、評論ばかりという有様だ。
活劇のほうはそうならないように、バランスを取っていかないと……、
去年もBBCのドキュメントばっかり観ていた時期があったしなぁ。
ドキュメントのありがたみは、知的好奇心を充足させてくれるところにある。
ニュースのヘッドラインに登場するような目先の問題ではなく、
その背景にある前提、原因、温床などに光を当てたものほど面白く、
鑑賞後の満足感は大きい。
本作もおふざけで人体実験を行っているわけではなく、
アメリカ社会が抱える問題の、発端の一部はどうも食生活にありそうだぞ、
だからそこを暴いてやるぞ、という意思を貫いているところが素晴らしかった。
特に面白いエピソードが二つあった。
まず、科学的に分析すると、バーガーのパテの上に乗ったチーズからは、
モルヒネの成分が検出されるという。つまり軽度の中毒性があるのだ。
今回人体実験を自ら行った監督も、
食間には気分が落ち込み、食後には気分が高揚するという症状を呈している。
マクドナルドは、週一回の利用者を”ヘビーユーザー”とみなすらしいが、
どうしよう、僕も週末のランチに1回はマクドナルドの「ビッグマックセット」を
食べている気がするのだ。これはもう中毒だろうか。
もうひとつ。
マクドナルドなど、アメリカ人の食生活を侵食するジャンクフードは、
糖分と脂分の塊であり、のべつまもなく飲み食いしていたら、太らないはずはない。
事実”肥満”の2文字は大問題としてアメリカ社会を震撼させているのだが、
ジャンクフードの功罪は、どうもそれだけに留まらないようなのだ。
本作では、とある学校で校内から炭酸飲料の自動販売機を撤去したところ、
生徒たちの集中力が高まり、教室内での問題も減少したという事例が紹介されている。
そういえば僕も学生時代の夏休み、
うっかりどこにも外出しない日の夜中にフラフラと、炭酸飲料を買いに行ったっけ。
つまり、あの強烈なパンチ力と糖分は、一種の刺激剤なのである、くわばらくわばら。
マクドナルドを食べ続けて20日後に、監督の肝機能は著しく低下していた。
末期のアルコール中毒患者と同様の症状を呈していたのだ。
アルコールは市民生活に浸透している半面、
「危険」や「背徳」のイメージを色濃く併せ持ち、中毒患者は忌み嫌われるが、
ジャンクフード中毒なんて、一笑に付されるのがせいぜいだろう。
しかし身体への悪影響は軽視できない。
子供たちに大人気のファストフードが、その健康をじわじわと蝕んでいく……、
笑えない話だが、禍々しい実態がまたアメリカらしくて、強く好奇心をそそられた。
全編にフル登場する監督の存在感は非常にさわやか。
「俺の企画すごいだろ、見ろよ、金落としてけよ」的な下品さを感じさせない、
好感度の高い人物だ。
やばい、これ面白い……と、終始画面に引き込まれてしまった。
こんな作品を観てしまうと、
またつい、ドキュメンタリーに手が伸びてしまいそうだなぁ。
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