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30代の編集者/ライター。ゲイ。映画、音楽大好きですが、仕事では書く機会がなく...。ので、こちらでは趣味全開にしちゃいます。
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映画はエンターテインメントでありつつも、アートフォームであって欲しいと願っています。 同じような気持ちで映画を観ているひとの慰みになれば幸いです★
原題:JAMON,JAMON
製作年:1992年
製作国:スペイン
監督:ビガス・ルナ
出演:ステファニア・サンドレッリ、アンナ・ガリエナ、ペネロペ・クルス、
ハビエル・ハルデム、ジョルディ・モリャ、ファン・ディエゴ

________________________________
ペネロペ・クルス&ハビエル・ハルデム夫妻にジョルディ・モリャと、
国際的に活躍するスペイン俳優たちが、
若手時代に揃って出演していた、貴重な作品。
3人ずつの男女をめぐる恋愛ドラマなのだが、ドロドロ具合が半端ない。
若く美しいシルヴィア(ペネロペ・クルス)は、
全員の男とデキているのだが、
シルヴィアの母親も全員の男と関係がある。
シルヴィアの彼であるホセルイス(ジョルディ・モリャ)は、
恋人だけでなく、その母親ともヤッているわけだ。
これだけでも相当濃いのに、ホセルイスはマザコンで、
近親相姦ぽい雰囲気まで漂わせる。
息子を溺愛するホセルイスの母親は、
息子とシルヴィアの恋愛を破壊するために
野蛮な男(ハビエル・ハルデム)を雇うのだが、
策略そっちのけで、彼の逞しい肉体に発情!
ちなみにあとひとりの男とは、ホセルイスの父親なのだが、
まるで2組のファミリー+1という人数が揃うと、
一体何組のカップルができるのか、限界に挑んでいるみたいだ(笑)。
もちろん現実にはあり得ない話なのだろうが、
このぐらいぶっ飛んでいないと、
スペイン人にとってはもう、刺激がないのかもしれない。
良識人は「皆こうだと思うな」と怒るかもしれないが……。
しかし同じぶっ飛ぶにしても、アメリカや中国、そして日本人から、
こういう脚本を書こうという発想は、生まれてこない気がする。
もはや理解のK点超え……、
そんな異国情緒を味わえるから、僕はラテン圏の映画が好きなのだ。
とにかく、彼らが情熱的で、行動的な人種であることに、間違いはない。
裏を返せばその場の感情に流されやすいということで、
この映画には純粋な愛を貫ける人物など、ひとりも登場しない。
しかしその背景には、貧富の差や教育水準の低さなどの、
社会問題が横たわっている印象も受けた。
自国の恋愛事情をここまでディフォルメしてみせた監督の視点からは、
どこかシニカルで、確信犯的な意図が感じられたのだ。
艶笑ものの要素がたっぷりなので、
まだ10代だったペネロペの肢体は、十二分にフューチャーされている。
太陽の下の濡れ場では、産毛まで黄金色に輝いて、とても美しい。
同時にハビエル・ハルデムのオールヌードやモッコリのどアップも、てんこ盛り。
女性やゲイへのサービスだとしても、ずいぶん過剰だ。
そんなアティチュードが非・男根主義的で、二重に面白い!
ポチッとしてくれたあなた、テ・キエーロ!
製作年:1992年
製作国:スペイン
監督:ビガス・ルナ
出演:ステファニア・サンドレッリ、アンナ・ガリエナ、ペネロペ・クルス、
ハビエル・ハルデム、ジョルディ・モリャ、ファン・ディエゴ
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ペネロペ・クルス&ハビエル・ハルデム夫妻にジョルディ・モリャと、
国際的に活躍するスペイン俳優たちが、
若手時代に揃って出演していた、貴重な作品。
3人ずつの男女をめぐる恋愛ドラマなのだが、ドロドロ具合が半端ない。
若く美しいシルヴィア(ペネロペ・クルス)は、
全員の男とデキているのだが、
シルヴィアの母親も全員の男と関係がある。
シルヴィアの彼であるホセルイス(ジョルディ・モリャ)は、
恋人だけでなく、その母親ともヤッているわけだ。
これだけでも相当濃いのに、ホセルイスはマザコンで、
近親相姦ぽい雰囲気まで漂わせる。
息子を溺愛するホセルイスの母親は、
息子とシルヴィアの恋愛を破壊するために
野蛮な男(ハビエル・ハルデム)を雇うのだが、
策略そっちのけで、彼の逞しい肉体に発情!
ちなみにあとひとりの男とは、ホセルイスの父親なのだが、
まるで2組のファミリー+1という人数が揃うと、
一体何組のカップルができるのか、限界に挑んでいるみたいだ(笑)。
もちろん現実にはあり得ない話なのだろうが、
このぐらいぶっ飛んでいないと、
スペイン人にとってはもう、刺激がないのかもしれない。
良識人は「皆こうだと思うな」と怒るかもしれないが……。
しかし同じぶっ飛ぶにしても、アメリカや中国、そして日本人から、
こういう脚本を書こうという発想は、生まれてこない気がする。
もはや理解のK点超え……、
そんな異国情緒を味わえるから、僕はラテン圏の映画が好きなのだ。
とにかく、彼らが情熱的で、行動的な人種であることに、間違いはない。
裏を返せばその場の感情に流されやすいということで、
この映画には純粋な愛を貫ける人物など、ひとりも登場しない。
しかしその背景には、貧富の差や教育水準の低さなどの、
社会問題が横たわっている印象も受けた。
自国の恋愛事情をここまでディフォルメしてみせた監督の視点からは、
どこかシニカルで、確信犯的な意図が感じられたのだ。
艶笑ものの要素がたっぷりなので、
まだ10代だったペネロペの肢体は、十二分にフューチャーされている。
太陽の下の濡れ場では、産毛まで黄金色に輝いて、とても美しい。
同時にハビエル・ハルデムのオールヌードやモッコリのどアップも、てんこ盛り。
女性やゲイへのサービスだとしても、ずいぶん過剰だ。
そんなアティチュードが非・男根主義的で、二重に面白い!
ポチッとしてくれたあなた、テ・キエーロ!
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