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30代の編集者/ライター。ゲイ。映画、音楽大好きですが、仕事では書く機会がなく...。ので、こちらでは趣味全開にしちゃいます。
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映画はエンターテインメントでありつつも、アートフォームであって欲しいと願っています。    同じような気持ちで映画を観ているひとの慰みになれば幸いです★
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原題:번지점프를 하다
製作年:2001年
製作国:韓国
監督:キム・デスン
出演:イ・ビョンホン、イ・ウンジュ、
ヨ・ヒョンス、ホン・スヒョン



___________________________

え、あんた観てないの?

イ・ビョンホン主演! とか聞くと、
いわゆる韓流映画を連想して、全く観賞する気が起らない。
ラブ・ストーリーならなおさらという感じなのだが、
本作に関しては、「え、あんたが観てないの」と言われ、
ストーリーを聞いたら俄然興味が湧いてしまい、レンタル屋に走った。
「高校教師が、死別した最愛の恋人の転生を、
教え子である男子生徒の中に見出して……」、
という、虚構に満ちみちた、ロマンティックな純愛映画なのである。

ゲイ映画というカテゴライズに意味を見出している人の間では、
大して話題にならなかった作品のようで、
僕のアンテナにも全然ひっかかっていなかったのだが、
同じ韓国産の『後悔なんてしない』より、こっちの方が断然好きかもしれない。
イ・ビョンホン扮する主人公が「自分はゲイなのか?」と思い悩む描写もあるのだが、
全体的に「愛しているんだから、どうしようもない」という感じで、
迷いを感じさせないところが、清々しいのだ。
「どんなかたちであれ、愛を肯定する」という
基本姿勢を明確に働かせている脚本からは、
レスリー・チャン主演の香港映画『金枝玉葉』との類似性も、感じられた。
ラストが安易なのだけは、ちょっと惜しまれるが……。

俳優陣の中で印象に残ったのは、高校生役のヨ・ヒョンス。
肉感的で、タイプの男だったというだけなのだが(笑)、
こうした役者のキャスティングはある意味、
ゲイ・オーディエンスへのリスペクトの表れでありましょう。
逆に真価を発揮し切れていない印象なのが、女優のイ・ウンジュ。
「運命の女」を体現する存在としてはちょっと平凡過ぎるし、
役柄を本能で演じ切れていない、煮え切らなさが目についてしまう。
近年自殺をしてしまったようなのだが、
そうした不幸の影を、表現に昇華できるタイプではなかったようだ、合掌。
イ・ビョンホンは実に自然に演技をしていて、好感を持った。


ゲイに近いようで遠い、純愛映画

それにしても、ストレートな純愛映画ってほとんど観ないので、涙がボロボロ。
普段僕がチョイスしている欧米の映画では、
ほとんど見られなくなったアプローチだけに、新鮮な感じがしてしまう。
そういえば近年、アメリカで高い評価を得た純愛映画として筆頭に挙がるのは、
ゲイの悲恋を描いた『ブロークバック・マウンテン』。
「ゲイ映画」として構えて観るとあまりに凡庸で、
なんであんなに受けたのか、さっぱり理解不能だったのだが、
実は僕のように「くだらねぇ恋愛映画なんか観たくない」と考えている観衆の、
純愛映画に対する「飢え」を満たしてくれるあたりが、評価されていたのかもしれない。
それだけ男女間の恋愛が語り尽くされ、
リアリズムを求めると汚辱にまみれざるをえない、という現実があるのだろう。
しかぁし、現代はゲイの恋愛も、結構打算的だったりするんだけどね~!
トホホ。

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